吃音者が伸ばすべき1つの能力がこれです


 

音克服に必要なコミュニケーション能力について、あなたにお伝えしたいと思います。以前のCALMSモデルの吃音とコミニケーション説明で、言語面、つまりコミュニケーション能力の向上も吃音克服に必要になってくるとありました。
CALMSモデルによる吃音の原因
コミュニケーション能力の定義は日本では非常に曖昧です。だいたいイメージされるのが、「誰とでも仲良くできる」「お喋りが達者」「口が上手い」などのものでしょうか。しかし、それらのイメージは忘れてもらって構いません。ここで必要とされるコミュニケーション能力は、そのような曖昧でいい加減なものではないからです。

 

今日あなたにお伝えする、1つの能力。これを伸ばすことで特に難発性の吃音の改善に顕著な効果が期待できます。さらに習得に特別な才能が必要とされるわけでもなく、ある程度の訓練をすれば誰でも「そこそこ」、この能力は身に付きます。そして吃音克服という目的に限れば、「そこそこ」で十分なのです。

 

まるで吃音に無関係だと思っていたこの能力を伸ばしてからは、僕は人前での発表やスピーチなどに対する抵抗感があまり無くなり、スッキリした頭で余裕を持って臨むことができるようになりました。あなたも同じようになるはずです。

 

吃音克服に必要なコミュニケーション力

   このスキルを高めることで、、、

 

文法整理能力とは、伝えたい内容を、論理的に、適切な順番で、簡潔にわかりやすく整理して伝える能力のことです。この能力を伸ばすことが吃音克服にとって大切なことになります。言いたいことを頭の中で整理しておかなければ、当然ですが言葉は出てきません。

 

言葉を必死で探して、それに加えてどもる心配もして、、、そのような状態では脳の混乱は非常に高まります。それが余計に吃音を助長させてしまう結果になるのです。そして重要なことは、これは伝えるべきことを論理的にきちんと整理しておけば、未然に防ぐことができるという事実です。

 

もちろん、吃音が出る確率が0になるわけではありません。しかし(これは個人的な実感ですが)、文法整理能力を身に付けてからというもの、僕はスピーチや発表などで大きく失敗したことはありません。頭が真っ白になるなんてことはないですし、何を言えばいいかわからなくなることもありません。その心理的な余裕が、吃音克服にも大きく貢献してくれたのです。

 

「型」を理解してそれに当てはめれば

  誰でも簡単に習得できます

 

 

これはスキルですから、学習と実践の繰り返しで誰でも伸ばすことができるものです。

 

あなたもこの能力を伸ばせば、今よりも安心した気持ちと態度でスピーチなどに臨めるようになるはずです。では、「伝えたい内容を、論理的に、適切な順番で、簡潔にわかりやすく整理して伝える」ために、具体的にどうすればいいの?という説明に入りましょう。基本の2つの「型」を紹介するので、それを元にして伝えたい内容を組み立てることをおすすめします。

 

【What】【Why】【How】【Just Now】

 

まず最も基本的な型から。話の流れの順番が、What(それは何?)Why(なぜそれをする必要が?)How(じゃあ具体的にどうするの?)Just now(さあ、今すぐに!)、、、という流れに沿っているか、ということを言ったものです。

 

Whatで、「今からお伝えすることは〜〜〜〜ということについてです」、次にWhyで「それを知ることで、あなたは〜〜〜〜ができるようになります」などのように、「なぜ?」に答えて、Howで「では、具体的な方法について詳しく・・・」などと言いながら、そして最後にJust Now「今日話した内容は〜〜〜〜ということでした。さっそく試してみてください」。

 

これが典型的な、論理的に、誰もが納得できる形で物事を伝える基本の型です。What、Why、How、Just Now、この4要素。このサイトの文章見てもられば、だいたいがこの構造になっているのがわかると思います。

 

この中のどれか1つでも欠けると、説得力がなくなります。特にWhy(なぜ?)が欠けると多くの人は納得しません。

 

「これこから話すことは○○についてです。ではその具体的なやり方をさっそく・・・・(中略)・・・・さあ、いますぐやってください!!」、と言っても、「なんで?」「なぜそれをやらないといけないの?」「それやって何かいいことあるの?」という疑問が相手には生まれます。

 

How(どうやって?)が欠けているものも、曖昧な抽象論になりがちで弱々しい印象を与えるでしょう。ですから、あなたの話す内容にあてはめて、まずはこの4つを順番通りに使ってみてください。これを意識するだけでも、スムーズに言葉が出てきやすくなります。説得力も段違いになります。

 

自己紹介や面接などで使いやすい3ステップ型

 

「自分は何者か?」「自分は何ができるか?」「あなた(相手)にどんなメリットがあるか?」、、、この3つのシンプルな要素から構成される自己紹介の型は、面接などでも使いやすい便利なパターンです。

 

まず「自分は何者か?」で、自分自身のバックグラウンドや過去のストーリーなどを語るわけです。次に「何ができるか?」で、自分の特技や得意分野、実績、強みなどをアピールしていきます。そして最も重要なこととして、「それが相手にどんなメリットがあるのか?」ということ。相手のどんな問題を解決できるのか?その結果相手はどうなる?今までできなかったどんなことができるようになるのか?

 

このような順番で伝えると、相手の共感を得られやすく信頼もされやすくなります。このサイトの僕の自己紹介の部分でも、このパターンを使っているので参考にしてみてください。
自己紹介や面接などで使いやすい3ステップ型サンプル

 

しかし、これだけは忘れないでください

 

いまお伝えした2つの基本的な型だけを押さえておけば、あなたの文法整理能力は間違いなく向上するでしょう。もちろん、習得にはある程度の練習が必要です。最初から上手く使えるとは限りません。特に、スピーチや面接の場などで使えるようになるには、十分な準備を怠らないことです。

 

忘れないでください。「伝えたい内容を、論理的に、適切な順番で、簡潔にわかりやすく整理して伝える」ことができるのは、それについての知識がある人で、かつ十分な事前準備を怠らない人だけです。僕もいきなり何か話せと言われたら、論理的な、説得力のある話をすることは恐らくできません。

 

いま僕は、何か発表やスピーチなどが控えているときは、2週間ほど前から入念に準備をします。おおまかな原稿(プロット)を作成して、何度も読み上げて頭に叩き込んで、おかしいところは修正して推敲して、、、。あなたもその努力は避けてはいけません。

 

多くの場合、入念に準備をするという現実的な対応を取ればスピーチや発表が大失敗になるということはまずないのです。それを「絶対どもってしまう、ダメに決まっている」と、準備を怠って現実的な対応を取らなければ、失敗するのは当然のことなのです。

 

あなたは今日、非常に良い知識を手に入れました。それを最大限に活用して、自分の血肉に変えるために、、、あなたは習得のための努力を惜しむべきではありません。準備を怠るべきではありません。

 

 

吃音克服に効果大のコミュニケーション能力まとめ

 

文法整理能力は吃音克服に極めて強い影響を持つコミュニケーション能力の1つです。このスキルの伸ばすことは、あなたの吃音を大きく改善させ、人前でのスピーチなどへの強い不安や恐怖を取り除いてくれることでしょう。

 

紹介した2つの型を使って、何かを書きましょう。話しましょう。戦略を立てましょう。あなたの役に立つことができるスキルだと確信してお伝えしていますから、ぜひ実践してほしいと思います。

 


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