人前で話すと声が震える人のための10個の対処方法


 

緊張による声の震えをなんとかしたいというのは切実な悩みだと思います。声 震え 緊張

 スピーチ、発表会などかしこまった場面で緊張してしまい、声は振るえ、手は振るえ、頭は真っ白になりフラフラしてしまったり、、、あなたもそのようなことがあるかもしれませんし、今すぐに解決したい悩みなはずです。

 

そこで今日は、過度な緊張による声に震えを素早く簡単に解消する10個の方法をお伝えします。どれもすぐに実践できるものばかりです。明日から使えるこれらのテクニックを1つか2つマスターすれば、声の震えを解消して、今よりも楽に話せるようになるでしょう。

 

 

1. 緊張している辺りの筋肉を緩める

 

声の震えにしろ、言葉の詰まり(吃音)にしろ、発声に使う筋肉(スピーチ・マッスル)の硬直や痙攣が直接的に関係しています。ですので、身体的なアプローチとしてまず、緊張して固くなっている部分の筋肉を緩めることが最も簡単で即効性がある方法です。

 

これは身体面だけでなく、感情面にもとてもいい影響があります。なぜならあなたの感情は身体の特定の感覚とリンクしているからです。恐れの感情を感じているときは身体は固くなります。リラックスしているときはそれとは真逆の身体感覚になるはずです。

 

感情と身体感覚はお互いに繋がっているのです。だから、固くなった筋肉を緩めてあげると、それに伴って恐れの感情も薄まっていきます。

 

喉や首元、顎のあたりの硬直した筋肉をさすったり伸ばしたりして、緩めてあげましょう。スピーチ・マッスルの緊張がほぐれて、恐れの感情も軽減します。これは最も手軽に行える震え対策です。

 

 

2. 「声が震えそう・・・」もしそうなったら呼吸を変えてください

 

これも忘れがちで、軽視されがちなことですが効果はあります。話をしていて声が震えそうになったら、一度止まって呼吸を変えてみるのです。

 

緊張して声が震えているときというのは、浅い呼吸が胸のあたりで速いテンポで繰り返されていることが多いです。そうなったら、ゆっくりとした深い呼吸に切り替えてください。

 

これも恐れの感情を払いのけるのに効果的です。緊張した筋肉も緩みます。さらに十分な空気を溜め込むことで、声も安定します。

 

 

3. 声の震えから意識を逸らす

 

意識を逸らすといっても、気にしないようにするということではありません。ちょっとした方法で意識と感覚を別の方向に向ける、ということです。声の震えという症状が激しいとき、多くの場合意識と感覚は「身体」に集中します。喉や声帯の筋肉の硬直・緊張という身体感覚に囚われてしまいます。

 

これを上手く他の感覚にシフトすれば、身体感覚への意識を遮断することができます。具体的には、、、

 

 ・メトロノームのように身体を揺らしてリズムを取りながら話す

 ・一定のリズムやテンポを心の中で意識して話す

 ・話すのではなく耳で「聴く」という意識を強く持つ

 ・イメージや情景などの視覚情報を頭に浮かべながら、それに強くフォーカスして話す

 

など、あなたの工夫次第で他にも様々な方法が見つかるはずです。要するに、身体に意識と感覚が向かないようになるなら、どのような方法でも構わないのです。

 

 

4. 口元ではなく舌を動かす

 

吃音で上手く発声できないという問題にも共通しますが、声が震えて上手く話せないというとき、、、口元だけで発声をコントロールしようとするのはあまり良くありません。これは発声の専門家から教えてもらったことですが、口元で発声しようとするとますます震えは酷くなり、コントロールは利かなくなります。

 

口元ではなく、舌の付け根あたりで発声するということを思っていてください。難しく考える必要はないです。そのように「思っている」だけでいいです。それだけで発声は大きく変わります。

 

 

5. 声を震えさせようと頑張ってください

 

震えてもいいや、というものでは十分ではありません。”わざと”震えさせようと頑張るのです。すると不思議なことに、、、震えずに話せてしまうことが多いのです。

 

このような逆説思考は日本の神経症治療で有名な森田療法に代表される考え方です。西洋式の理論や治療法が台頭してきた昨今、このような考え方は軽視されがちですが、効果的な方法の1つです。

 

 

6. 「震え」を認める

 

 

緊張や震えは誰にとっても嫌な感覚です。どんなに「緊張は正常な身体の防衛反応なんだ」と理解しても、嫌なものは嫌なものです。それはそれで構わないので、嫌なものなりにそれに上手く対処する方法を身に付けてください。

 

緊張・震えにどう対処するか、どのようにそうした症状を解釈するか、それが結果を大きく左右します。率直に言えば、震えに抵抗する人よりも、それに抵抗せずにいる人のほうが良いパフォーマンスを発揮できます。

緊張・声の震えに対する対処方法の記事を見てください。緊張に圧倒されない人の秘密がわかります。

 

 

7. 大きな声で話す

 

単純な話ですが、これも効果的な方法です。声が震えてくると、自信のなさや恥ずかしさから声が小さくなりがちです。そうなると余計に震えやすくなってしまいます。

 

口を大きく使って、大きな声を出すという意識を持ってください。症状の軽い人なら、これを意識するだけでも相当に良くなります。

 

 

8. ストレッチ法

 

 

身体の硬直や緊張感をほぐす簡単な方法です。まず大きく息を吸って止めます。その状態で、身体の特定の部位(喉や顔の筋肉、手足など)に思い切り力を入れます。10秒ほどそれを維持したら、息を吐き出しながら力を抜いて筋肉の緊張を解放します。

これを1つの部位で3回ほど繰り返します。

 

 

9. 自分の声を客観視する

 

例えば、ICレコーダーで自分の震え声を録音してみるなど。するとあなたは気付きます。「さほど気になるほどじゃない、、、少なくとも自分が思っていたよりは。」

 

僕も吃音の問題で悩んでいたときは、自分の声は何を言っているかわからないほど酷いに違いないと思い込んでいました。ですが録音して聞いてみると、何の問題もなく聞き取れます。この体験は思い込みを正し、客観的な視点を手に入れるのに大いに役立ちました。

 

あなたも、自分の声を客観的に聞いてみてください。その体験は必ず役立ちます。

 

10. お腹に適度な力を入れる

 

咽頭付近に力が入っていると、筋肉が緊張して声の震えが起きやすくなります。そこで、お腹に少し力を入れるようにして話してみてください。腹圧を適度にかけることで、スピーチ・マッスルの硬直を抑えることができます。

 

10の方法・まとめ

 

・緊張している筋肉を緩める

・深くゆっくりとした呼吸

・意識や感覚を移動させる

・口元ではなく舌を動かす

・わざと震えさせる

・震えていることを認める

・大きな声で話す

・ストレッチ法

・自分の声を客観視

・腹圧を意識する

 

今回紹介した10個の方法の中から、あなたが気に入ったものを1つだけでも実践してみてください。少しでも効果を感じることができれば、それを繰り返し行ってください。

 


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